親名義の土地を相続したら具体的に何をすればいいの?名義変更

親が亡くなって土地や家などの不動産を相続することになった、という話はイメージしやすいと思います。ただ、じゃあ具体的に、いつまでに、どこに、何をどうすればいいの?と答えられる方は少ないと思います。このページでは出来るだけ分かりやすくご説明します。

 

司法書士に依頼する?

いきなりですが、面倒なことはすべて任せてしまいたい、という場合は司法書士に依頼することがオススメです。その場合、ご自身ですることは、主に

・役所に行って印鑑証明書を取得すること

・委任状にサインすること

・司法書士に報酬や諸経費を支払うこと

の3点です。(遺産分割協議書がすでにある場合)

ちなみに不動産の登記変更(所有権移転登記)は司法書士が専門です。行政書士資格や税理士資格だけでは行うことができません。

 

そもそも不動産登記とはなに?

当たり前のように不動産の登記変更と書いていますが、よく分からないですよね。

簡単に書くと不動産登記とは、法務局という役所で保管されている登記簿という帳簿に、この土地や家の持ち主がこの人ですよ、と登録したり、変更したりする行為のことです。特に相続や売買で持ち主が変更になる登記を所有権移転登記といいます。不動産の名義変更なども同じです。

この登記簿には、その不動産がどこにあって、どのくらいの広さで、どんな用途で、いつから誰のもので、などの細かい情報が書かれています。この登記簿に登録することで、他人に「この土地は自分のものです」とちゃんと主張することができるようになります。

ちなみに法務局は意外とたくさんあります。札幌法務局の場合、登記申請できる場所は札幌市内に5箇所、その他、江別、恵庭、岩見沢、滝川、室蘭、苫小牧、日高、小樽、倶知安に支局や出張所があります。札幌法務局以外に、北海道には函館地方法務局、釧路地方法務局、旭川地方法務局があり、それぞれに支局などがあります。

 

必ず土地の名義変更って必要なの?

実は、所有権移転登記は絶対にしなければならない、というわけではありません。いつまでに変更しないと罰則があるわけではありません。ただし、その不動産(土地や家)を売却するときには、必ず一度、相続人に所有権移転登記をしなければ、売ることができません。(売る、という行為自体はできますが、故人から買主に直接、所有権移転登記はできません)

また、登記をしないでいると、自分が相続した不動産の一部をほかの相続人に勝手に売り払われてしまう危険性もあります。

ちなみに所有権移転登記をしなければ固定資産税が請求されない、ということもありません。固定資産税を請求するのはまた違う役所なので、相続人の誰かには請求されます。

基本的に所有権移転登記をしないデメリットはあっても、メリットはないでしょう。

 

所有権移転登記は自分でできる?

登記変更は必ず司法書士に依頼しなければダメ、ということもありません。ご自分で行うことも可能です。ざっと流れをご紹介します。

遺言書か遺産分割協議書が必要

まずは故人の不動産があなたに相続された、という根拠が必要です。遺言書がある場合、公証役場で作成した公正証書遺言か、家庭裁判所で検認という作業をした遺言書と検認調書が必要です。それ以外の場合、相続人全員で「この不動産はあなたのものに」と決めた書類(遺産分割協議書)と印鑑証明書が必要です。例外もあります。司法書士などに依頼すると作成してくれます。

故人の戸籍関係

故人(被相続人)のすべての戸籍謄本、除票などが必要になります。詳細は割愛します。大変です。司法書士などに依頼すると取得してくれます。

相続人全員の戸籍謄本

相続人全員の戸籍謄本とご自身の住民票が必要です。戸籍謄本は本籍地の役所から郵送で取り寄せることが可能です。司法書士などに依頼すると取得してくれます。

固定資産評価証明書

登録免許税という税金を計算するために必要です。札幌市の場合、市税事務所(5箇所)か市役所2階の税の証明窓口で取得できます。司法書士などに依頼すると取得してくれます。

毎年送られてくる納税通知書が手元にあれば、それで対応することもできます。

権利証など

例外的に不動産の権利証その他の書類が必要になる場合もあります。

あとは法務局で手続き

ここまですべて揃ったら、法務局で手続きします。登記申請書を書いて手続きします。申請の際には登録免許税という税金を払う必要があります。

 

大変ですよね…

ここまで読んで、いかがでしょうか? かなり大変ですよね。慣れない方が行うととても時間がかかります。ちなみに法務局は土日祝日は休みです。

大変なので、お金がかかってでも司法書士に依頼する、という方が多いのです。

 

当事務所の費用は5万円(税別)

佐藤晋平司法書士事務所では、所有権移転登記だけのご依頼もお受けしております。相続登記の費用は1件あたり5万円(税別)です。

※課税価格が2千万円を超える場合の加算:超える額1千万円ごとに2千円

※不動産の個数が同一管内で2個を超える場合の加算:超える個数1個ごとに1千円

※遺産分割協議書作成や戸籍取得には別途、費用がかかります

 

相続した不動産に住み続ける場合などはこちらのプランとなります。相談は無料です。お気軽にご相談くださいね。

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