親の家を処分する準備とは?札幌市の遺品整理の手順

親が亡くなって、誰も住まない家をどうするか考えるときがあります。家を処分しようと考えたとき、まずは遺品整理や片付けの心配がでてきます。

古い家財道具、仏壇や神棚、遠い先祖の遺影、古いアルバムや写真、故人が大切にしていたオーディオやカメラ、着物、置物、絵画、金庫、家系図、車庫や倉庫に山積みのなにか…。家の権利書やレンタル品など、捨てては困るものもあるかもしれません。

遺品整理や片付け、札幌市のリサイクルなどについてご紹介します。

 

1,まずは話し合い、方向性を決める

もし、ご自身が故人の家や土地を相続したとしても、ひとりですべて決めることはオススメしません。名義上は自分のものであっても、兄弟姉妹の思い出がつまった家であれば、口を出してくる可能性があります。それ以外でも、故人の大切にしていたものや写真などを勝手に処分してしまうと、あとから文句を言われることがあります。

特に、本家(故人が長男)などの場合は大変です。故人の兄弟、従兄弟など、関係する人数が増えます。「なにもしないくせに口だけ出して…」と思うこともあるかもしれませんが、本人からすれば自分の親も眠る仏壇であったりするので難しいところです。

また、一部の人で決めない、全員の承諾を得る前に形見分けをしない、ということも大切です。親戚の中には、葬儀の最中に「アレは私に譲って欲しい」と言ってくる人もいます。大変な悲しみと忙しさの中で、つい「好きにして」と言いたくなりますが、あとから揉める原因になります。

基本的には、どういう処分をするか、遺産整理の決め方が決まってから行動した方が無難です。早いもの勝ちではなく、すべてリストアップして、全員の承諾を得てから譲渡することが理想です。ただ、そうは言っても全員で話し合うのも大変ですし、現実的ではありません。すでに手遅れなことも多いでしょう。

こうした件は、必ず文句を言ってくる人がいる、嫌な思いをすることになる、くらいに考えておいた方が良いかもしれません…。

 

2,自分の家族のことも考える

実際に遺品のいる、いらないを判断することになったら、迷うことがたくさんあります。よほど高価なものや換金できるものは売るという選択もありますが、実際には多くありません。値打ちのないものがほとんど、ということが多いでしょう。特に絵画や着物など、買ったときは高かったのに…と感じるものです。

もしご自身が引き取るのであれば、自身のご家族の意見も聞いてくださいね。あなたにとっては思い出のある大切なものでも、奥様やお子様からすれば不要なもの、悪く言えば粗大ゴミにしか感じないかもしれません。

過去に遺品整理で家族の関係が悪くなった、許せない言葉があった、というケースもありました。こうした件では、大なり小なりケンカが起こる、くらいの心構えが良いかもしれません。

 

3,知らずにお金を払っているものを最優先に

さて、実際に遺品整理や実家の片付けをする際のポイントをご紹介します。

携帯電話、インターネット、有料会員など

まずは、定期的にコストがかかるもののチェックが大切です。

電気、ガス、水道はもちろんですが、携帯電話やインターネットの解約などは忘れずに行いましょう。NHKの受信料や新聞なども解約が必要です。車を所有していた場合は売却、自動車保険の解約、税金のことも考えましょう。

健康食品を定期注文していた、スポーツジムに入っていた、雑誌を定期購入していた、クレジットカードの有料会員、衛星放送(WOWOWなど)なども注意が必要です。若い方であれば、Amazonプライム、Yahoo!プレミアム会員なども確認しましょう。

注意して欲しい点としては、故人が亡くなられて、銀行口座が凍結されたとしても、こうした料金の支払義務がなくなるわけではない、あとから請求される、という点です。

銀行口座が凍結されると各サービスから引き落としがされないので気づきにくくなりますが、あとでしっかり請求されてしまいます。新聞のように、目に見えるものは簡単ですが、インターネットやスポーツジムなどは請求書が届くまで忘れていた、ということもありますのでご注意くださいね。

また、引き落としができないことで延滞金(遅延損害金)が請求されることもあります。分割払いになっているもの(テレフォンショッピングなど)がないかも確認しましょう。

レンタル品にご注意

捨ててしまって困るものの中に、レンタル品があります。

例えば、松葉杖などは病院から借りているケースがあります。その他、介護用品や介護ベッド、インターネット機器などもレンタルの可能性があります。もちろん、DVDなどもご確認くださいね。

口座の記帳、クレジットカード明細を取り寄せること

定期的に引き落とされているものがないか確認するためには、やはり正確にどの銀行やクレジットカードを使っているかを確認することが大切です。

北海道の場合、北洋銀行や北海道銀行、ゆうちょ銀行などは必ず口座がないか確認しておきましょう。その他、信用金庫やろうきんなども注意が必要です。金融機関が分かれば、記帳して、なにが引き落とされているか、どこに定期的に送金しているか、などを確認しましょう。

知らない銀行口座があって、そこから知らずにずっと引き落としされていた…なんてことがないようにしましょう。

故人が亡くなっても、銀行から連絡が来るわけではありません。自分で手続きする必要があります。最近では通帳のペーパレス化、クレジットカード明細も郵送しないなど、どんどん分かりにくくなっています。

なお、司法書士などに依頼すれば、代わりに銀行に問い合わせたり、相談に応じます。不安な方やよく分からない方は、一度、ご相談くださいね。

 

4,自宅に持ち帰りたいものを考える

いざ遺産整理をしようと思っても、どこから手をつけていいか分からないと思います。お金関係のものを分けたら、いよいよ仕分けをします。

大切なことは、どうやって捨てるか?誰が持っていくか?などはあまり考えずに、それ自体を処分する(売る、あげる、捨てる)かどうかを考えることです。先のことを考えると、どんどん迷ってしまいます。

まずは自分が家に持ち帰るものを考えましょう。それが他の兄弟姉妹に必要なものであれば、都度、協議しましょう。

 

5,売る?あげる?査定する

次に、売れるものは売る、という流れになります。ただ、先述した通り、よほど高価なものでなければ大した金額にはなりません。例えば着物など、二束三文でしか売れないのであれば、欲しいと言っている故人の友人にあげる、ということも多いです。

もちろん、その価値によってどうするかは考えものです。このため、まずは査定に出す、という方法も良いかもしれません。最近では、無料で自宅まできて、一括で査定してくれるサービスが多くあります。「札幌 遺産整理 査定」などで検索するとたくさんヒットします。

不要なもので売れないものはどんどん欲しい人に譲渡すると良いでしょう。

 

6,できるだけお金をかけずに処分する

いらない、売れない、貰ってくれないものは、処分することになります。遺品整理業者、廃品回収業者、不用品回収業者など名称は異なりますが、不用品の処分と買取を同時に行ってくれる会社があります。もちろん、費用がかかる可能性もありますが、場合によってはプラスになるようです。

テレビ・冷蔵庫・洗濯機・エアコンはリサイクル

「テレビ、冷蔵庫(冷凍庫含む)、洗濯機(衣類乾燥機含む)、エアコン」(家電4品目)は、家電リサイクル法により、販売店が引き取り、家電メーカーがリサイクルする仕組みになっており、市では、収集しません。

引用元:札幌市 テレビ・冷蔵庫・洗濯機・エアコンリサイクル

札幌市のホームページによれば、こう書かれています。これら4品目は指定の方法で捨てることになります。

パソコンもリサイクル

ご家庭で不用になったパソコンの処分方法は、「無料の回収場所に持ち込む方法」と「回収を依頼する方法」があります。

引用元:札幌市 パソコンリサイクル

パソコンも指定の方法で廃棄する必要があります。

その他は大型ごみ

家具、ベッド、家電製品、自転車などは大型ごみとして処分します。大型ごみの回収をしてことがある方は多いので心配ないでしょう。ちなみに仏壇なども大型ごみで大丈夫だそうです。困ったときは大型ごみ収集センター(電話:011-281-8153)に聞いてみると良いでしょう。

車は売る場合でも名義変更が必要

故人名義の車がある場合、相続人が使用する場合でも、売却する場合でも、一度、相続人に名義変更をしなければなりません。故人名義のまま売却することはできません

※車の名義変更の依頼をご希望の場合は、行政書士を紹介します。

 

7,司法書士に相談してみませんか?

このページは実家の処分を考えている方に向けたページです。

もし、実家の土地や建物を売却する場合、建物を取壊し、更地にする可能性もあります。取り壊す場合は家具などもまとめて処分して貰うことも可能です。いちいち重い家具を玄関先まで移動させる必要はないかもしれません。

佐藤晋平司法書士事務所では、銀行口座の解約から自宅の売却まで一括でサポートしています。

相談は無料です。実家の処分に不安があれば、遺品整理や片付けで悩む前に、お気軽にご相談くださいね。

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